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平成20年12月定例県議会の一般質問の報告

1.医療問題について

(1)第二次救急医療機関運営補助(病院群輪番制運営補助の復活)について
ア 市町村に対して財政的支援を復活すべきと考えるがどうか。

答弁内容(知事 堂本暁子)

1 病院群輪番制は、休日・夜間において入院治療を必要とする救急患者を受け入れるために、市町村等が事業主体となって、地区医師会の協力を得て、地域の医療機関によって当番制で実施されている制度です。

2 この事業の運営に対する経費は、平成16年度までは、国、県から補助をしていましたが、平成17年度からは、いわゆる三位一体改革によって、すでに市町村に財源移譲がなされているということで、県からの補助が直接全部市町村の仕事となったわけでございます。
 しかし、問題は市町村の仕事になって財源が移譲されたのですが、このご質問の主旨は市町村にいっている財源が潤沢ではない、そのために市町村が自分たちで出来ないから県の補助を復活してほしいということだと思います。

3 制度としては、市町村に直接いっているので市町村への財源を増やすということは出来ませんけれど、県としては、輪番制に参加する民間病院の施設の整備に対して補助を行っております。
 その他に公立病院の施設整備についても県の単独事業として支援しているところですが、そういうところでできるだけお手伝いをしていきたいと思っています。

(1)第二次救急医療機関運営補助(病院群輪番制運営補助の復活)について
イ 国への働きかけなどについて、どのように考えているのか。

答弁内容(知事 堂本暁子)

1 県では、今年5月に国に対して、救急医療体制を拡充するために、病院群輪番制の運営に係わる財政措置の充実・強化を図るように要望いたしました。
 十分にこれが増えてこないことが問題だと思いますので、また再度、何度でもやらなければなりません。

2 また、7月には、全国知事会を通して、二次救急医療機関が、その役割や機能を発揮できるように、十分な財政措置を講ずることなどについて、国に要望しました。

3 各市町村とも苦しい財政運営を行っている中で救急医療を確保するために必要な財源が適切に措置されるように、あらゆる機会を通じて国に要望するなど、県としてもこれからまた市町村と一緒になって、地域での医療を充実していくために、あらゆる機会を捉えて国に訴えてまいります。

(1)第二次救急医療機関運営補助(病院群輪番制運営補助の復活)について
(要望)

 病院群輪番制補助について、市町村に財源移譲されているという話だが、それは承知している。
 財源が手当てされたとはいえ市町村の税収は落ち込んでおり、非常に厳しい状況になっている。
 こうした中で、県として医療体制の整備を推進する責務があるということから県単位の補助事業としてなんとかやっていただけるよう要望したい。
 また、国への働きかけについて、再度県から国に働きかけていただけるとのことだが、これも粘り強く国に働きかけていただきたい。
 一番困っているのは国民であり、患者であるのでそこをご理解いただきお願いしたい。(答弁不要)

(2) (要望)

 県外医療機関との連携について、次回の保健医療計画の見直しの際には、是非、これを制度として計画の中に位置づけるよう要望する。(答弁不要)

2.医療行為を必要とする児童の保育園入園に伴う看護師の配置に対する財源措置について

国に要望する考えはないか。

答弁内容(健康福祉部長 小川雅司)

1 保育所で、医療行為をはじめとした特別の配慮を必要とする児童を保育する場合には、その児童に対して適切な処遇を図るために、その状況に応じて専門の知識や技能を有する職員の配置や専用の設備が必要となることがあります。  

2 県では、これまでも新たな保育需要への対応や保育内容の一層の充実のため、保育士配置基準や保育単価の改正について、国に対して要望してきたところです。
 お話のあった、医療行為が必要な児童に対応するために、看護師を配置する場合の財政措置についても、国に対し強く要望していきたいと考えております。

3.国道356号我孫子バイパスの整備について

(1)我孫子バイパスの進捗状況と今後の進め方はどうか。

答弁内容(県土整備部長 橋場克司)

1 我孫子市新々田地先から日秀新田地先に至る、延長約4.8キロメートルの我孫子バイパスの整備については、これまでに相島地先約1.6キロメートルを暫定2車線で供用を図っています。

2 これに続く布佐地先約0.6キロメートルの整備については、概ね用地買収が完了したことから、今年度末の暫定2車線での供用を目指し、鋭意工事を進めてまいります。

3 残る約2.6キロメートルについては、用地買収など現地の状況や地元我孫子市の意見を踏まえ、引き続き整備効果の高い区間から、工事や用地買収の進捗を図ってまいりたいと考えています。

(1)我孫子バイパスの進捗状況と今後の進め方はどうか。
(要望)

 残された部分について、地元の要望・意見をよく採り入れて、市との協議をしっかりと行い、市民にとって立派な道路となるよう要望する。(答弁不要)

(2)(要望)

 JR成田線布佐駅と県立布佐高校の間については、通学生徒の安全を確保するため、信号機の設置を要望する。
 布佐工区は、JR成田線布佐駅と県立布佐高校の間を通ることとなり、平成23年度には、県立湖北高校、布佐高校が統廃合され、通学生徒数の増加が予想されることから、通学生徒の安全を確保するため、信号機の設置を要望する。(答弁不要)

4.手賀沼の水質浄化について

(1)植生帯については、枯死した植物が堆積すると水質や生物にも悪影響を及ぼすことが指摘されているが、その対応はどうか。

答弁内容(県土整備部長 橋場克司)

1 平成20年6月27日に開催されました、手賀沼植生帯の整備に関する技術検討会におきまして、枯死した植物が堆積すると水中が酸欠状態となり、魚類の生息には適さなくなる懸念があるとの指摘を受けております。

2 このため、溶存酸素量の簡易測定や植生の活着状況などの継続的なモニタリング調査を行いまして、専門家の指導を受けながら、必要があれば堆積物の除去も含めて検討してまいりたいと考えております。

(2)特定外来生物「カワヒバリガイ」、「カミツキガメ」が確認されており、何らかの対策が必要と思うがどうか。

答弁内容(環境生活部長 市原久夫)

1 「カワヒバリガイ」や「カミツキガメ」は、海外から持ち込まれた生物であり、生態系等に影響を及ぼすおそれがあることから、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されています。

2 特定外来生物の防除は、原則として国が行いますが、県や市町村等においても国の確認を受け実施できることとされており、県としては、緊急に対策が必要な「カミツキガメ」「アカゲザル」「アライグマ」「ナガエツルノゲイトウ」について、防除実施計画を策定し、防除に取り組んでいるところです。

3 「カミツキガメ」については、本年度の捕獲数は11月末現在で241頭であり、その内、手賀沼水系では2頭という状況です。
 また、「カワヒバリガイ」については、手賀沼での生息情報があることから、今後、専門家や市町村及び関係機関とも連携し、早期の発見・防除に努めてまいります。

(3)現在におけるハス群生調査の進捗状況はどうか。

答弁内容(環境生活部長 市原久夫)

1 手賀沼内に年々生育範囲を広げている野生化したハスについて、沼へ与える影響を明らかにする必要があることから、県・流域市町村などで構成する手賀沼水環境保全協議会として、本年度から2ヵ年をかけて調査を実施することとしています。

2 本調査については、水環境保全に係る専門的な検討を行うために、手賀沼水環境保全協議会内に設置された専門委員会の助言を受けながら、

  1. ハス群落面積の拡大状況
  2. ハスによる窒素・リンの吸収量
  3. ハス群落内の水質や底質及び生物の生息状況
 

 などの調査を行うこととし、本年度はこのための基礎調査を実施しているところです。
 今後は、この調査結果を受け、必要な対策を検討することとしています。

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